第7回
「話す力」を「お金」に変える習慣」スピンオフコラム 「シンプル・メッセージ」と「インパクト・キーワード」の力
2014.02.07 [西澤 史子]
一例として、先日経済界大賞を受賞されたソフトバンクの孫正義さんのスピーチが素晴らしかったので一部抜粋記載させていただきます。
「もちろん、日本で一番借金が多いのは事実です、8兆円です(笑)。
自分は決して裕福な出身ではない。それどころかどん底の生活だった。家から臭うキムチの匂いが嫌でたまらなかった。普通の日本人じゃない小学生時代が辛かった。しかし、そんな出身でも日本では成功できることということを示せるかもしれないと。」(一部要約)
とても印象的で感動的なスピーチでした。「8兆円」や「キムチの匂い」等印象に残るキーワードがその都度センテンスをきっちりと心に定着させる役割になっています。そして、「嫌でたまらなかった」「辛かった」時代から、「しかし」という接続でその時代を終結させてから「裕福な出身ではない自分」がこんな風に「日本で成功出来る事を示せる」と聴衆の気持ちを「自分」に共感させながらしっかり掴み、盛り上げていく、やはり成功している方は発信力が違うと実感したスピーチです。
ポジションや年齢が上がっていけばいく程、ビジネスマンだけでなく人前でスピーチや話す機会を避けて通れなくなります。今の内に、この二つのポイントを入れた話し方を自分のスキルとして会得していきましょう!その為には素晴らしいスピーチ、プレゼンテーションを多く聞き、真似してみる。ここから始めてみましょう。
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