第10回
猫とのコミュニケーション
2014.04.02 [西澤 史子]
【お腹を見せる】
お腹は、重要な内臓が収まっている部分です。動物にとってとても弱い部分ですが、これを敢えて見せるしぐさをする場合、「信頼してますよ。」のサインです。
上機嫌の時はお腹を見せながらゴロゴロ転がり、グルグルとのどを鳴らします。これはちょっと甘えながら「かまってほしい」というサインを発している時なのでお腹をなでたり、体をさすると喜びます。
【しっぽを振る】
ワンちゃんであれば、喜びを表すこのしぐさですが猫の場合はイライラしてたり、不快だったり不安な時にするしぐさです。しっぽを鞭の様にパタパタと床に何度も振り下ろすしぐさは「うるさいなぁ」とちょっと怒っている時ですのでほっておくといいでしょう。
猫を飼っていると謎の行動やしぐさが多く、「一体何の為に?」と首をかしげることが多々あります。けれど好意を表したり、嫌悪感を滲ませたりなどの「想い」は言葉が話せなくとも十分伝わります。猫に限らず動物と一緒にいると癒され幸せな気持ちになりますが、それはもしかすると「言葉」に頼らないコミュニケーションで「想い」を伝えてくるからなのかもしれません。「想い」を伝える時に、言葉に頼ってしまうと、逆に安っぽく薄っぺらくなってしまう場合があります。 猫の様に行動で想いを伝える事はとても大切ですので、「言葉」に頼らないで伝える技術を磨いていくことを心がけましょう。- 2017.05.15
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