第13回
「叱り」のコミュニケーション その2 ~叱る勇気と叱られる覚悟~
2014.06.05 [西澤 史子]
3>フォローは必ずする
叱られた方がフォローをする?
違和感を感じられた方も多いかもしれません。しかしながら、叱っていただけるという事は本当にありがたい事です。年齢を重ねれば重ねる程、周りから叱ってくださる人が少なくなっていきます。だからこそ、叱りやすい、指摘しやすい空気を常に意識的に作っておくことが大切です。叱る方は、「言い過ぎたかな?」や「悪かったな」という罪悪感を多少なりとも感じ、「大丈夫かな」と心配もしています。だからこそ、叱られた方が「先ほどはありがとうございました。」とうい様にメールや口頭でフォローのコミュニケーションをする様にして下さい。叱り、叱られるという関係はとても貴重です。しかし、感情的な遺恨を残したくはありません。だからこそ、叱られた方から叱ってくださった方へ反省と感謝の気持ちを伝えるフォローを忘れない様にしてください。
人はいくつになっても成長できる余地が残っています。これを気付かせてくれるのは他の人です。誉められて気付く点は長所であり、叱られて気付く点は短所です。そしてこの長所と短所は年齢や感情、立場によって微妙に変わっていきます。だからこそ、いくつになっても叱られた場合は自らの改善点を素直に認め、更に成長していく。この素直な気持ちを忘れずに生きていきたいですね。
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