第14回
“大人子供”なフレーズとコミュニケーション特徴
2014.06.20 [西澤 史子]
4:「・・・なの?」や「・・・ちゃん」等出会ってすぐになれなれしく接する
もちろん、相手との距離が近くなってきたら全く問題がありませんが、以前よく街で見かけたキャッチセールス並みに初対面からなれなれしいタメ口で接する態度は余り知的に感じられない印象です。敬語が使える、年齢に応じた語彙を持っている等のインテリジェンスは大人の条件でしょう。
5:「まあまあだよね。」や「あれは良くないよね。」など上から目線の批判、批評
人を批判したり、批評している姿には美しさを感じられません。批判や批評は求められた時だけ、控えめに意見を述べる位で十分です。常に他人の目を意識した振る舞いができる人からは大人を感じます。
6:「絶対・・・」「やっぱり・・・」等自己中心的で譲らない
譲るという謙譲の精神は日本人の美徳だと思います。主張を伝えなくてはならないプレゼンテーションや交渉以外のシーンでさえ、この枕詞は印象を良くしません。
“負けるが勝ち”位の長期的な視点で人間関係を見ることが出来る人は大人と言えるのではないでしょうか。
7:下品
特に女性は品を大切にしてほしいと願っています。私自身も常に気をつけなくてはないと感じていますが、お酒の席での下ネタやあからさまな体験談等は、振られても浅い話にとどめるか、さりげなく回避する、それ位のたしなみは持つようにしましょう。下品な自己開示をしすぎない人は、謎や品という大人の色気を醸し出しています。
いつまでも若くいたいと願う事は悪い事ではありません。けれど、年齢を重ねることで手に入れられる魅力を犠牲にしない様に、大人子供になっていないか、チェックしてみて下さい。
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