ビジネスシーンで活躍していきたいと願う女性であるなら、この感情をコントロールする術を身につけましょう。感情のコントロールには、ストレス少なく、平穏な気持ちでいる事が大切ですが、仕事はストレスと切り離すことが難しいのはご承知の通り。
そんな人に私も実践している簡単な感情のコントロール術を教えます。それは呼吸です。
イライラしてきたと感じたら、10秒でゆっくり息を吸い、10秒で吐くを3回繰り返してください。可能であれば目を瞑り行うとより効果的です。3回繰り返した後、小さく「よし!」や「はい」等の言葉を自分にだけ聞こえる位の大きさで発しましょう。イライラや怒り、悲しみは人が感じる正常な感情です。これはこれで大切です。けれども、人と対峙する場合に、このマイナスな感情を引きずったり、ぶつけてしまうと、ビジネスシーンでは“扱いにくい人”や“感情的な人”などのレッテルを貼られてしまいます。
呼吸をゆっくり繰り返す事でその感情を消化します。そして、最後の「よし!」や「はい」の掛け声で切り替えを完了するのです。この時「がんばろう」や「いける!」等の意味を持つ言葉より意味を持たない掛け声にする点もポイントです。意味を持つ言葉を自分に発すると、これをきっかけに違う感情が生まれます。「がんばろう」という自分に対して「でも、頑張ってる!」と感じたり、「私ばかり頑張ってる」と更に違う不満を生んだりする可能性がある為、「よし!」や「はい」等の言葉にしてみましょう。

私自身も常に反省の日々ですが、女性がビジネスシーンで活躍していく為には、私たち女性がビジネスマナーやコミュニケーションをもっと学ぶ必要があります。ビジネス、つまり仕事は英語でprofession、プロと呼ばれる人がしている行動です。プロにあるまじき行いは男女問わず慎むべき領域なのです。プロにあるまじき行いの一つに“感情がコントロールできない”があります。昨年2014年、某議員の泣き喚く逆ギレ会見が話題となりましたが、マイナスな感情を前面に出す事は破壊的な印象を与えますので、今年は“感情をコントロール”し、呼吸で感情をリセットして相手に気を遣わせない女性を目指していこうと思いますので、今年も引き続き宜しくお願いします。

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