第24回
コミュニケーションは実践×知識で向上 その1
2015.01.13 [西澤 史子]
例えば、今の子供たちはどんなコミュニケーションをしているのでしょうか?
ビジネス的な視点から考えても、今の子供たちのコミュニケーション傾向はこれからの”顧客”に対するPR・広告やブランディングメッセージを発信していく上で重要な事は言うまでもありません。
子供たちのコミュニケーションを知る為にはその年代がいる場所で実際のやり取りを聞き、直接話す事が最適ですが、それ以外もその年代が好きな漫画やテレビ、ゲーム等のコンテンツなどに触れることで傾向を学べます。
私自身も子供の授業参観や文化祭等で学校に行くと、子供たちと話し、会話をこっそり聞き、傾向を学ぶ様にしています。そこで交わされている会話の内容や言葉使いは、自分が中学生だった頃と随分違っているので毎回驚きます。
私が中学生の頃は、女の子が荒い言葉遣いをしていると
「女の子なのに汚い言葉遣いをしてはいけない。」
と叱られたものです。しかし、今は性差教育をしないという方針に変わった為なのか、女の子が男の子の様な荒い言葉遣いをしていても注意をされることは稀で、その様な男言葉はむしろ女の子たちの方がきつく激しい為、これからの男性は口で女性に勝つ事は、ますます困難を極めると感じます(笑)。
企業は、この様なコミュニケーション傾向の世代が社会人となり、「顧客」になったとしたら、どの様なコミュニケーションで「伝える」のか。
また、社員としてどのようにモチベーションをアップさせていくのか。“上”の世代との違いはどこなのか。それらの知識が必要となるでしょう。
もしかすると、女言葉は平安言葉の様に、「そんな言葉遣いの人が居たんだ」と死語的表現になっているかもしれません。
コミュニケーションを学ぶ事は、日々途切れることなく意識して継続していくと、相手に伝える力は劣りませんが、継続的に学んでいないと、相手に伝える力が落ちていきます。
次回はこの続きでコミュニケーションを学ぶ上で大切な実践について述べていきます。
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