朝晩、冷える季節になりました。今年の夏は猛暑が続いたため、厳しい冬も予想されます。そんな寒い中、温かい食べ物は心も体も温めてくれます。
温かい食べ物といえば、「おでん」。今やコンビニでも気軽に買うことができるので、昼食やおやつにおでんを食べる人も多いようです。
そこで、今回は「おでんの上手な頂き方」をご紹介しましょう。
和食の基本の食べ方や前のコラムでもご紹介した「嫌い箸」などを思い出しながら読んでくださるとうれしいです。

和食では、「一口で食べにくい料理は、はしで一口大に切ってから口に運ぶ」とされていますが、「おでん」を食べるときはなかなか難しいものです。
中でもこんにゃくは、はしで切るのが難しいので、ついかみ切ってしまう方も多いのではないでしょうか。間違っても、はしを突き刺して食べないようにしてください。これは、「嫌い箸」の中で「刺し箸」にあたります。