第2回
なぜ?イタリア人は美しく、格好がいいのか?
2011.07.12 [栗本 清]
そろそろイタリアンのシェフらしく、料理の話を始めます。
近頃スーパーマーケットでも簡単に買うことができるハーブ。
イタリアンでよく使われるのが『バジル』で、栽培も簡単なことから、最近では自家栽培している人も多いです。バジルの種類はなんと約40種類もあり、主に食用として使われているのは、消化促進の効能あるスイートバジルと呼ばれるものです。
「いざ、お料理に!」と、その使い方がパッと浮かぶのは、「カプレーゼ」ですよね。確かにトマトとの相性が非常にいい食材です。
生のフレッシュハーブは、新鮮さが命!購入したらすぐに使うことがポイント。それから、バジルは湿気を嫌います。ですので、保管する時はキッチンペーパーに包んでビニール袋に入れて野菜室にしまいましょう。使う時に洗うことで変色のスピードを抑えられます。
美味しいカプレーゼを作るには・・・
フルーツトマトは、小ぶりで持った時に重いものを選びましょう。
モッツアレラチーズは、できれば水牛で作られたものを選んでください。クリーミーで旨みも段違いです。使用する5分位まえにキッチンペーパーなどで包んで余分な水分を取ってください。
バジルは、水で洗いキッチンペーパーなどで水分を取ったら、手で千切って飾り付ける。そうすると香りが強く出ます。後は、好みのエキストラバージンオイルと塩・胡椒をかけて下さいな。
前にオリーブオイルの話をしたので、今回は軽く塩の話をしましょう。塩によって料理の味は、かなり違ってきます。
今回カプレーゼでオススメできるのは、甘味の少ないイタリアの塩「MOTHIA」や小笠原諸島の「ムーンソルト」などです。
何故かと言うと、モッツアレラチーズはクリーミーで甘味が強いので、まろやかな塩より少し尖がった感じの塩の方が味を引き締めるんですよ。
作り方は簡単なので、材料さえそろえば、すぐにイタリアンを味わうことができます。
今すぐお買い物にいって、今日のサラダはカプレーゼをぜひ。
ではまた次回まで。
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