第3回
イタリアらしい言葉
2011.07.26 [栗本 清]
さて、今年も暑い夏がやってきました。しかも今年は節電を心がけなくてはならないので、いつもよりついビールが進んでしまう方も多いのでは?
しかし、ビールを多量に摂取すると、新陳代謝が下がるので、体内が冷えてしまいます。すると、ただでさえ疲れやすい夏の体が、もっと疲れやすい体に。特に、日ごろの運動量が少ない方は、ビールの飲みすぎには要注意です。
とはいえ、こうも暑いとビールが恋しくなりますよね。
そんな時、疲労回復に効くのがビタミンB1。良質なタンパク質を豊富に含み、ビタミンB1がたっぷり含まれる食材といえば「豚肉」です。豚肉に含まれるビタミンB1は、牛肉のなんと約10倍!
そこで今回は、この疲労回復に効果がある豚肉を使ったレシピを一品、ご紹介しましょう。
豚ロースの塩焼き レモン添え
<作り方>
- 豚ロースは、塩・コショウを少々まぶし、10分ほどおきます。
- 魚焼きグリルで、豚肉・アスパラガスを焼きます。
(魚焼きグリルで焼くと、豚肉の余分な脂が落ちてさっぱりした味わいになります) - 付け合わせにキャベツとトマト、2で焼いたアスパラガス、レモンを添えます。
付け合わせは、彩りよく並べてくださいね。
ちなみに、アスパラガスにも疲労回復の効果が、キャベツには整腸作用が、そしてトマトに含まれるリコピンも夏バテに効果があります。
簡単で栄養価も満点の料理なので、ビールのお供にはもちろん、メインディッシュとしてもぜひどうぞ。
おいしくて、ingoiare il rospo間違いなし!ですよ。
(ingoiare il rospoは「ガツガツ平らげる」という意味ですが、直訳すると「ヒキガエルをムシャムシャ食べる」…。これもイタリアらしい言葉、かな?!)
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