サドレルでの最初のセクションは、前菜でした。
しかし、アルノルフォで全セクションを任されていたときの癖で、ほかのセクションも手伝っていたら、サドレルから「キオ!頑張って全部やってくれよ!任せたぞ!」と、なんともイタリア人らしく明るく軽く言われたのを今でも憶えています。
サドレルの表現、言動、アイディアを僕自身の感覚で受け止めたことで、今の僕があるんだなと思って感謝しています。
サドレルで働くころには、イタリア語の日常会話はそこそこできるようになっていたので、休みの日にはシェフや仲間たちと一緒に食事に行ったり、もう一つのケータリングレストランの手伝いで、トスカーナ地方のお城で料理を作りに行くときも連れて行ってくれました。
サドレルとの時間は常に充実していた「時」を過ごしていました。

イタリア人と接したことで、生活していくのに必要な「ヘソ」の大切さを教わったのと、いい意味で女性に対してのマナーの大切さを教わりました。
ゆっくり時間ができたら、天才シェフ・サドレルに会いに、またイタリアへ行きたいと思っています。

では、短い期間でしたが、ありがとうございました。
僕の顔が見たくなったり、僕の料理を食べたいなぁ～と思ったら、11月15日オープン予定の「PRIMAVERITA(プリマベリータ)」(中央線中野駅南口徒歩3分)にぜひ来てください。
ご来店、お待ちしております!

それでは皆様、
Arrivederci,Ciao!!!(アリヴェデルチ,チャオ)

「PRIMAVERITA(プリマベリータ)」
中央線 中野駅 南口 徒歩3分
(2012.11.15 OPEN予定)