江戸の名残を歩く
2012.06.05 [安藤 優一郎]
霊園の中央部には、かつて五重塔が立っていました。寛永21年(1644)に建立された塔ですが、火災で焼失します。寛政3年(1791)に再建され、その後は明治維新の激動も乗り切り、明治に入ると幸田露伴の小説「五重塔」も生みます。 しかし、昭和32年(1957)に放火によって再び焼失してしまいます。現在は、塔の礎石のみ残っています。
次回は、江戸の著名人が数多く葬られている谷中霊園を訪ねます。
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