第6回
「命」 樹木と人間
2011.09.13 [田中 造景]
太宰府天満宮 クスノキ
樹木のちから
草も木も人間と同様に仲良く命を分け合いながら生き続けたいんよ。
アスファルトやセメントの下から突き出る草の芽や、石や岩の隙間から出てきている実生、「命」を精一杯大切に生きとるね。
太宰府天満宮 鬼門石
逞しい姿です。
この逞しい姿を基本として造られている庭が日本庭園です。季節を5感(目・鼻・口・耳・肌)で感じるように造ってあります。
今後、日本庭園に行く機会があれば意識的に季節を5感で感じとってみてください。
必ず何かの意識が変わるでしょう。
犬や猫と同じく「命」をもっている樹木。
樹木の寿命に比べると人間の寿命などとてつもなく「はかない」モノなんです。
親にいただいたこの「命」、樹木の緑に見習い「ぢから」を借りながら大切に「命」守らんといかんね。
会社の人付き合いは色々と大変かもしれんけど、樹木や緑のように素敵に「活きる心」は迷わんでいたいね。
人間も「命」を宿した「生きモノ」なのだから!
そして僕らは大切な人から生まれた「みたま(己魂)」
「めーど いん じゃぱん!」なんだもの・・・・。
<本日の造景食>
太宰府天満宮梅ヶ枝餅(中村屋)
焼きたても冷めてもおいしかよ~。
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