第19回
神無月
2012.10.09 [田中 造景]
八咫烏を奉る那智大社本殿と神の宿る楠
熊野の那智大社の別宮・飛瀧神社の滝の下にいたとき、僕は日本の遠い過去に思いを馳せた。
今から昔々の大昔、神々たちは、現代である将来についてどう予想し、どんな時代になって欲しいと望んでいたのだろう?
もしかしたら、このような世の中になるとは思っちょらんかったかもね。
だけんど今を生き抜く僕たちは、現代はもちろん、日本の過去をもちゃんと守らんといかんよね!だって僕たちの祖先は、すてきなモノをたくさん残してくれているんだもんね。
那智の滝
そして今、僕らはこの現実に立たされている。過去があるから未来へ歩める。 もしかしたらもしかすると、いま目の前に立ちはだかっている困難や課題を解決することは、意外と簡単なことなのかもしれんね。
八ヶ岳(西天狗岳)唐沢鉱泉ルート
食べ物がおいしくなり、散歩、ハイキング、山登り、そしてスポーツなどをするのに気落ちの良い時期になってきよったね。
たまには自分自身の心を大自然に預けて、何かを探してみることも大切かもね。ボチボチ、ボチボチと確実に歩もうね。「例え話」をすることすら許されなくなってしまっているギクシャクしたこの現代、改めて日本神話をひも解くことも悪くなかよね。日本神話は外国人の方々に結構好評なんよ。
自然と共存するためには、やはり「心」が大事じゃ~。
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