第20回
生きる「技」
2012.11.13 [田中 造景]
松山城の石積みの技
日本には、昔から続く素晴らしい「技」がたくさんあります。この当たり前の「技」が、「文化」などとも表現されます。文化と表現して頂けるならば、本気でこの文化、そしてそれを築いている職人たちを守ってくださるよう、命がけでお願いしたいもんです。
当たり前に自給自足をしていたこの国は、いつの日からか道を間違えたみたいです。
これらの「当たり前」が薄れつつある現代社会は、「武士道精神」も薄れてきはじめました。揚げ句の果てには、日本国自体が無くなるかもしれませんね…。
幕末の若い侍たちや、大東亜戦争(第2次世界大戦)時代の若き戦士たちは、何のために命を犠牲にしてまでこの日本を守ろうとしたんじゃろうか?
そうだよね~そうだよね~。今の僕らを思い、未来を見据えて犠牲になってくれた大先輩方に恥じんように、「当たり前」にちゃんと歩まんといかんがね。
僕らの祖先も、きっと同じようなことを思とるよね。あまり争い事はせんほうがよかと。戦争なんて二度としちゃいかん!しかし、売られたケンカは…う~ん…迷う。でもやっぱり争そってはいかんね。日本人としての「品格」をなくしてはいかん!
秋山郷
自分自身とうまく闘うことも「技」のひとつです。こんなすたれた世の中だけど、ゆっくりでいいからコツコツと着実に足元を固め、「技」を磨こうね。ごちゃごちゃ不安だらけの現代社会だけど、キレイな紅葉を見に行って、温泉にでもつかろうよ~。
八ヶ岳 唐沢鉱泉
美しいものを見れば、心も清らかになるはず!いつも造景はそう信じています。
季節の変わり目で体調が崩れやすくなるがね~。汗をかいたり、お風呂から上がったりしたときは、体をよくケアーしてあげてくださいませ。
あと2か月弱で、今年が終わります。そうそう、気合いを入れていこうね!!
次回は、師走にお会いしましょう…。
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