福井県・高品質で個性派な鯖江の眼鏡／fromNow お取り寄せチーム ― 暮らし

お取り寄せからみたニッポン

第１３回
福井県・高品質で個性派な鯖江の眼鏡

2012.04.03 ［fromNow お取り寄せチーム］

ネット通販でも鯖江の眼鏡が買える

鯖江の町にはセンスあふれるデザインの個性的な眼鏡が多数販売されている。
町のシンボルは赤い眼鏡が看板がわりの「めがねミュージアム」。ここには1500種以上の最新デザインの眼鏡が並ぶ。約100年前の眼鏡生産現場を再現した展示や、オリジナルの眼鏡を自分で作れる体験工房などもある。そのほか、町中の至るところに眼鏡をモチーフにした看板やモニュメントがある。眼鏡好きにとっては、眼鏡探訪を目的に観光に行っても十分楽しめるだろう。

個性的な販売店では、プラスチックや金属ではない自然素材のフレームを専門的に扱う店もある。Roots(ルーツ)は、京都産の銘竹や屋久杉、スネークウッドなどを素材にした手作りの眼鏡を販売。生地の選びから約1カ月で完成するゴリッとした存在感あるオーダーメードの眼鏡を作ってくれる田中眼鏡など、店を訪ねてまわるのも楽しそうだ。

現地まで買いに行けなくても、ネットで鯖江の眼鏡が購入できる。
今年1月には、眼鏡を試して、気に入らなければ無料で返品(14日間)できるという眼鏡通販サービス「Oh My Glasses」もオープン。このサイトは、鯖江市のメーカー約20社と、米スタンフォード大学でMBAを取得して帰国した清川忠康氏が創業したインターネット通信販売会社ミスタータディが提携してネットで眼鏡を販売するということで話題になっている。サイトでは、1988年創業の鯖江の老舗のフレームメーカー・プラスジャックが開発したオリジナルフレームを使った独自ブランド「+38A(プラスサバエ)」も独占販売。海外展開も予定している。また、前述した自然素材のフレーム専門店Rootsや、鯖江の眼鏡職人と気鋭のブランド「tsetse」のコラボ眼鏡なども並んでいる。
眼鏡を変えると視界が変わって、気分転換にもなる。時にはこんなサイトで新しい眼鏡を探してみよう。

●鯖江観光公式サイト「さばかん」
http://www.city.sabae.fukui.jp/users/kanko/index.html