第2回
ママkidsネットワークのメンバー集め
2011.05.24 [玉利 かおる]
食育を仕事にできないか?
数年前、BS11で食育番組に出させていただいた時に考えていたことです。
食育のインストラクター、東京ガスエコ・クッキングナビゲーター、ワインエキスパートの資格をとり、知識を広めているものの、自分一人では限界があると感じていました。今までアナウンサーという自分一人で勝負をしてきた私が、ネットワークを作れるのだろうか、そして、仕事としてやっていけるだろうか、という不安はありましたが、誰かと一緒にやろうと思い始めたのです。
そのころ、子どもが通っていた幼稚園では、バザーやクリスマス前に、バッグや、巾着セットを作ってくるという宿題がでていました。仕上がったものを見ると、可愛いデザインのお弁当箱入れ、かごバッグ、スクールバッグなど、キュートでセンスのいいもので溢れており、プロ顔負けでした。ママたちのなかには、お裁縫やお菓子を学校で学び、プロではないが、大好きという方がたくさんいらっしゃったのです。
余談ですが、裁縫が苦手な私は、この宿題をリフォームのプロに3,000円払ってお願いしていました。紺地に白のリボンのついたスクールバッグなど上品に仕上がってくるので、バザーに出した自分の作品を、1,500円で買い取るということを3年間繰り返していました。
現在、食育は、先生や、シェフが中心になっていますが、本来は家庭の台所を預かる主婦がすべきで、その潜在的な力は大きいはずです。私は、ちょっと人よりこれが好き、これが得意!を社会に出していくことにもつながるので、そんなママたちと一緒に仕事をしよう!と、ママによる食のネットワークを作ることにしたのです。
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