第3回
“わんぱく食農ツアー”企画への第一歩
2011.06.21 [玉利 かおる]
午前9時45分、田んぼの前に集合です。この田んぼは、私たちのために北杜、増富の方が借りてくださったうえに、水をはり、奇麗に整備してくださいました。山の水を引いているので、とってもきれいで冷たい水でした。
ここで小さい子供たちは、何時間も動かず、蛙を捕まえては虫かごにいれ、そして、放すということを繰り返し、本当に楽しそうでした。
小学生の低学年の子供たちは、蛙を捕まえたい気持ちをぐっとこらえ、米作りの先生のお話をよく聞き、田植えの手順を教わっていました。
いよいよ、田んぼに入ります。ぬるぬる、ずぼずぼ~~~~~。
冷たいうえに、足がはまってとれません。ゆっくりしていると、足はどんどんぬかるみにはまっていくので、さっさと移動するほうがいいとは思いつつも、なかなかできないのです。
久しぶりの感触でした。泥の中の草や小石が触り、気持ち悪い感じです。
みんな1列に並び、イネの苗を4、5本にして、きゅっきゅっと水の中の泥に差し込むように、植えていきます。
これも慣れるまで大変でした。横は、15センチ間隔で、列は、可動できるロープを巻きながら、線を結ぶように、1列に植えていきます。
子供たちも一生懸命、でもなにより、親のほうが張り切っていました。足がとられるので、ちょっと、腰が悪い人はできそうにありませんね。
今回は、黒米ともち米を半分ずつ植える予定でしたが、黒米は、時期に間に合わず、もち米だけを植えたので、予定の半分で終了しました。
半分といっても重労働です。田んぼが広いので、大変でした。
これから、秋までの毎日、水の管理や草取りなどの手入れは、北杜、増富の方が行ってくださいます。さらに、イネの成長の様子なども教えてくださるそうです。ここまでしてくださる増富の方のためにもなんとか、この“わんぱく食農ツアー”をうまく回していきたいと考えています。
北杜、増富の方には、本当に感謝です。
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