第7回
来年にむけてのママキッズの活動
2011.10.18 [玉利 かおる]
「ママkidsネットワーク」のスタートは食育。
「手作りの味を伝えよう!プロジェクト」として、親子で楽しめる食育やクッキング体験の場を提供し、さらに五感を使った食農体験や収穫キャンプなども行なってきました。今秋は、ルバーブ(シベリア原産の野菜)収穫とジャム作りを、11月は、読み聞かせやホビー作りも交えた少し早いクリスマスパーティーも予定しています。
こだわりは、「先生」が「ママ」であること。プロのシェフに教えていただくなどの手もありますが、お料理やお菓子作り、また手芸や工芸が得意なママが先生となって教えています。なぜなら、子どもたちにとってママたちは、一番身近であり最高の先生であるはずだから。
来年からは、地方自治体や企業などとも連携して、手作り品の販売や新商品開発など始めます。
各地の隠れた農産物や目立たない特産品を「ママの味」につなげ、家族、地方、そして日本全体を元気にしたいのです。
また今後は、これらのワークショップ以外に、「教育部門」も新設したいと考えています。
まず、絵本や紙芝居などの「読み聞かせ」や、お絵描きや工作などを通じた「表現のワーク」、また手遊びやゲームなどを使った「コミュニケーションレッスン」。さらには、「親学」や「ホスピタリティー教育」の分野まで手を広げていきたいと思っています。
「親学」は、いわゆる教育者が親に対して「親とは何たるや」について教育・指導するというイメージがあるかもしれませんが、ママkidsネットワークにおいては、ママ同士が同じ立場で意見を言い合い、時に悩みを相談し、時にアドバイスや提案を行うといった、相互が学び合える場にしていきたいと考えています。
「ホスピタリティー」とは、思いやりを内包する無償のおもてなし。
子どもたちには、思いやりと他人に配慮できる心を持ち、「きっとこうすれば相手は喜ぶだろう」という自発的・積極的な行動ができるような人間になってほしいと思いませんか。
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