今さら聞けないワインの話

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第10回
チョコレートより甘くとろけるワイン?!

1.ヴァン・ムスー・ラ・テット・ノワール フリュッテル・ロゼ

<産地>

南フランス・プロヴァンス地方

<ブドウ品種>

グルナッシュ95%
シラー5%

<特徴>

チェリーのような香りが華やかな、しっかりとした酸味を感じる辛口で、後味はスッキリしつつも、穏やかな余韻が残るスパークリングワインです。
「このワインを通じて、飲む人たちの絆がより深まってほしい」という作り手の熱い思いが込められた1本です。

2.ジュリエット・シュニュ・クレマン・ド・ブルゴーニュ

<産地>

フランス・ブルゴーニュ地方

<ブドウ品種>

ピノ・ノワール100%

<特徴>

赤い果実がさわやかに香り、華やかな果実味が楽しめる、酸味が心地良い辛口スパークリングワインです。
ラベルに描かれたハートは、「愛している人と一緒に飲んで欲しい」と、恋愛成就の願いが込められています。

3.ジャニソン・バラドン ヴァンドヴィル

<産地>

フランス・シャンパーニュ地方

<ブドウ品種>

ピノ・ノワール50%
シャルドネ40%
ピノ・ムニエ10%

<特徴>

お花のようなフレッシュな香りと、樽(たる)が作り出したコクのバランスが絶妙です。きめ細やかで豊かな泡が、シャンパンならではのエレガントさを演出してくれる素晴らしい1本です。
「家族が何より大切」というメッセージが込められたラベル。おばあちゃまのお名前をワインにつけてしまったという、おばあちゃん子だった作り手ならではのワインです。

4.シャトー・カロンセギュール

<産地>

フランス・ボルドー地方

<ブドウ品種>

カベルネ・ソーヴィニヨン65%
メルロー20%
カベルネ・フラン15%

<特徴>

ボルドー・グランヴァン(ボルドーのトップクラスのワイン)で、値は張りますが、しっかりとしたタンニンの苦みと果実味のバランスが大変良い、フルボディの赤ワインです。
近年、日本では恋人に贈るワインとして人気が高いので、目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。本来は恋人に贈るためのワインとして作られたのではないのですが、ラベルが可愛らしく、ボルドー地方の高品質のワインということで有名になったワインです。
ちなみに、10〜12年間くらい熟成された「カロンセギュール」は最高です!

最後に、私がイチオシのワインをご紹介します。(次ページへ)

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