今さら聞けないワインの話

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第3回
ワインをプレゼントしましょう!

☆サプライズのある選び方☆

①ラベルから選ぶ方法

お贈りする方のイメージや目的に合わせたラベルから選ぶのもよいでしょう。味が分からなくても、プレゼントする方のことを考えて選ぶということ自体に意味があるのです。近年、ユニークなラベルが増えてきました。動物や乗り物など趣味に合わせたり、愛する方にはハートのラベルを選ぶことで、遊び心も相手に伝わることでしょう。

最近、日本でも人気が出てきたハートのラベルのワインがあります。それは、フランス・ボルドーの赤「カロンセギュール」や「グランクール」です。候補の1つとして、ご紹介します。

また、ご結婚のお祝いに「スーベラン(アンリオ)」を選ぶのも素敵です。これは、フランス語で「最高の」という意味です。ラベルではなくネーミングから選んでみるのもよいですね。

②ビンテージ(ブドウの収穫年)から選ぶ方法

特定の年がわかる場合は、その年に作られたワインをプレゼントするのも素敵なことです。お誕生日や記念日などの特別な日にその年のワインをもらうことはお相手の印象に残ること間違いありません。

また、あえてお子様や、お孫様の生まれ年のワインをプレゼントし、20歳になったらご一緒に召し上がっていただくということもおしゃれです。熟成させて飲むワインは、若いうちに購入するとお手ごろです。ぜひ、ワインショップの方に長年寝かせることのできるワインを聞いてみてください。

これらのことを事前に考え、ワイン探しに出かけると、今までよりも簡単にワインを選ぶことができると思います。また、お店の方に相談する際も、目的がはっきりしていると的確なアドバイスを得ることができます。ワイン選びは、決して難しくありません。ぜひ、楽しんでワイン選びをしてみてください!選ぶ側の気持ちは不思議とワインと共にお相手に届くものです。皆さまの気持ちがプレゼントする方に届きますように!

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