第30回
旅路でミニボトルワインを探す
2015.03.12 [蓮實 真知]
旅行中って、なんだか、いつも以上にアルコールが欲しくなったり、みんなで飲みたくなったりしませんか?
そんなとき、ワインを探した事ってありますか?
しかし、なかなか国内でミニボトルのワインを探すのは難しいこともあります。正確に言うと、「飲める」ワインを探すのが難しいと申しましょうか・・・。
機内で出されるミニボトルワイン(瓶)
外資系の機内はエコノミークラスでも、ボトルのワインやシャンパーニュが主流ですが、日系航空会社は、200~250mlくらいの大きさのベビーボトルのワインが搭載されており、スクリューキャップなので、飲み切れないときは、キャップをし、密閉できるので、保管する事もできます。そして、安価かもしれませんが、きちんと選ばれているので、味も問題ありません。そのくらいのクオリティのワインを、旅行中に探そうと思うのですが、案外難しいのが現状です。
パリで売られる小さいボトルのワイン
パリなら、どんなスーパーマーケットや駅のベーカリーに行っても、ベビーボトルのシャンパーニュやワインが数種類ずつ揃っており、ワイン文化の国ならではなのだと思います。片や、日本ではどうでしょう。例えば、新幹線のホームにあるお弁当屋さんや駅にあるコンビニエンスストアで目にするのは、缶ビールや缶のハイボールなどが主で、なかなか小さなサイズのワインを見る事がありません。
バロークス
個人的に好きな250mlの「バロークス」という缶のワインがあるのですが、購入できるのは、成城石井などの輸入食材を扱っているお店や一部都内のスーパーマーケットで、残念ながら駅の売店などでは購入する事が出来ません。この子がいれば、困ることがないのですが、そうもいかないので、電車での旅は、片手に缶ビールになることが多くなってしまいます。
フライト前に、空港内の売店で、「プレミアムワイン」というカップ付きのワインを見た事があり、プライベートで飛行機を使う際に買ってみましたが、ん~薄い!「中口」とありましたが、想像以上にさらりとしていてお水のようで、機内のものと比べても、比べ物にならないくらいでした。カップが付いており、使い勝手が良さそうでしたので、期待が高まったのがいけなかったのかもしれません。その後も、あちこちの売店で見たのは、これと同じものばかり。なかなか、手軽に買える小さなワインに出逢うことが出来ませんでした。
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