ソムリエのつぶやき

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第34回
ジャカルタでワイン?!

たまに、機内で、お客さまに、ステイ先でどのようなところにお食事に行くのかを聞かれることがあります。ヨーロッパやアメリカ東海岸などのステイですと、三々五々、行く場所もあちこちなのですが、ステイ時間が短い場所ですと、だいたい行くお店が決まってきます。今回は、そのうちのひとつのお話をします。東南アジア・・・と聞くと、飛行時間はどのくらいを想像しますか? フィリピンは、比較的飛行時間が短いのですが、インドネシア、マレーシア、シンガポールは案外長く、往路は8時間弱かかります。
ジャカルタ便の場合、日本を11時前に出発し、現地時刻の夕方到着し、お客さまが降機されてから、荷物をまとめ、ホテルに向かいますが、ホテルに着くのは、午後7時頃になります。つまり、日本時間の午後9時ということです。このジャカルタ便に乗務する日は、5時台に起床しているため、その時間、CAは、かなりヘロヘロ状態なのです。それでも、お疲れさまのビールを飲みたかったり、空腹を満たしたかったりで、お食事しに行くわけです。以前は、徒歩5分ほどのところにあるシーフード料理屋さんに行くこともあったのですが、近年は、ホテル内のチャイニーズで済ますことがほとんどです。

いつも頼む小籠包

あの暑さの中で飲む、軽めのハイネケン(ビール)は、疲れているせいもあるかもしれませんが、なんとも言えない美味しさなのです!笑
そして、なぜか、いつも頼む、小籠包。ジャカルタで、なんで?と思うかもしれませんが、あのレストランに行くCAのほとんどが頼んでいると言っても過言ではない一品です。他にはハッカオ(蒸し海老餃子)やお野菜の炒め物、お肉の炒め物なんかを頼んだ後に、麺かチャーハンで締める・・・だいたいこんな感じの頼み方です。その間、他に飲むものがないこともあり、ひたすらビールを飲み続け、仕事の疲労と、ビールの飲み疲れ具合で、お開きになり、就寝するのです。そして、翌日の深夜発の便を乗務します。



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