第51回
大好きなロンドンでワイン三昧
2016.06.06 [蓮實 真知]
今では、ダブルデッカーに乗るだけでも、ウキウキします。まず初めに、ナイツブリッジに行き、ハロッズへ直行!1階の奥に位置する食品売り場は、チョコレートやクッキーなどのスイーツ売り場や、フィッシュマーケットやお肉売り場など、それぞれ雰囲気が違い、楽しむことができます。イートインスペースもかなり充実していて、色々食べ歩くことも可能です。中でも私のお気に入りは、『キャビアハウス&プルニエ』です。
こちらでシャンパーニュとともに、ほんの少しのキャビアを前菜にしようというのが今回の目的でした。シーフードバーにも惹かれましたが、店員さんにその日のオススメを伺うと、「ブラータ(水牛ノミルクを原料として、モッツァレッラのようにパスタフィラータという製法で作られるフレッシュチーズ)にキャビアを添えて」とのこと。説明を聞いているだけで、美味しい想像ができ、この売り場の中央に位置するオープンカウンターに腰掛けました。オープン直後の、この空間で注がれるシャンパーニュが、何とも言えない喜びを私に捧げてくれるのです。また、こちらで出してくださる、キャビアに合わせる為にチョイスされたシャンパーニュと、キャビアが、素晴らしいマリアージュを提供してくれます。1人でも、気軽にキャビアを楽しめる、オススメの場所です。
その後は、地下鉄に乗り、コヴェントガーデンに移動しました。メインを頂く場所が、こちらにあったからです。1週間前で、予約を取れたことが奇跡のような場所でした。「ロンドンで最もロマンティックなレストラン」と言われている「Clos Maggiore(クロ マッジョーレ)」。さすがに、ピーク時は予約でいっぱいだった為、予約は14時でしたが、それでも大満足でした。
少し、お昼時から外れましたが、店内は、満席でした。ビジネスランチの方々もいれば、デートや、観光客も見受けられました。見渡す限り、日本人は、自分1人だったように思います。決して大きくない、クラシカルなエントランスを入ると、女性の方が、ジャケットを預かってくださり、お席まで案内してくださいました。
目の前に広がる、桜の木々・・・天井がガラス張りなので、とても明るく、そこは別世界でした。店内の至る所に、木々や花々が装飾されており、初めてディズニーリゾートに行った子供のように、内心はしゃいでいました。スタッフの方々のサービスもとても良く、素晴らしい時間を過ごしていることを実感させてくれる場所でした。メニューは、コースもアラカルトもありましたが、私は、プリフィックスの2コースをお願いしました。嬉しいことに、コースにハーフボトルのワインもつけることができ、泡、白、赤の選択もできます。今回は、前菜にマクレルを、メインにチキンをお願いしました。
どちらも、白ワインに合いそうだったので、もちろん白ワインのハーフも忘れずに!この素敵な環境下、私1人で、こんな思いをして良いものかと、少しよぎりましたが、これもステイの醍醐味です。存分に楽しみました。夜の店内は、ライトアップされ、もっとロマンティックな演出なようなので、今度はデートで、夜、来たいなぁと思いました。
それにしても、なかなかこんなにロマンティックなレストランに行くこともないので、久しぶりに、キュンとしました。笑
以前は、「食」に期待できないと言われていたロンドンですが、今や、世界でトップレベルのレストランがいくつもあります。ご旅行の際に、そんなレストラン探しからするのも結構楽しいものですよ!
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