一応、数客のワイングラスもあるのです。テイスティングもさせてくれました。だんだん、ちぐはぐ過ぎるサービスに笑いが止まらず、しばらく笑ってしまいました。テイスティングした結果は・・・ん～、微妙・・・。でも、ここで、ボトルを替えて頂いたとしても、結果はきっと同じなはず。まだ、開けたばかりだから酸味が強いのかもしれない・・・と言いつつ、OKを出しました。私はどうしようもないソムリエです。こんなんで良いのでしょうか。でも、一所懸命にサーヴする店員さんに悪いこと言えなかったのも、バンコクのこの小さな村で期待してはいけないのに、頼んだ自分たちが悪かったというのが正直な所です。このお店にワインが置かれいるだけで、ありがたいと思わなければいけなかった環境だったと改めて思いました。

時間とともに満席になり、いつしか、バンド演奏の方達が・・・。辺りを見渡すと、ガイドマップ通り、本当に若者たちでいっぱいでした。仕事終わりの私たちの声は、その生演奏の音に押しつぶされ、声のヴォリュームMAXで、やっと聞こえるほど。でも、そのようなお店だからこそ、きっとワインもあったのだと納得しました。

何事も経験です。経験したからこそ、このように皆さんにお伝え出来るのです。笑
最後に、お会計のほとんどが、このワイン代が締めていたことにも驚きました。

ワインのお味は?って?
ここまで読んでくださった皆さんのご想像におまかせいたします。笑