先日、チャーター便の仕事がありまして、定期便で行くことのないアラスカ、アンカレッジに行って参りました。十数年前、アンカレッジ経由でご旅行されたことのある方もいらっしゃるかもしれませんので、イメージが湧く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に、アラスカ・・・と聞くと、きっとオーロラのイメージがあるかと思いますが、私が行ったのは、アラスカの中でも、都会のアンカレッジ・・・。どうにかステイを満喫しようと、プランを企てるのですが、以前のステイで参加したことのある氷河ツアーや鮭釣り、ラフティング意外には、なかなか魅力的なものがなく、ほーーんの少しだけ期待していたオーロラツアーも、もちろんなく、とりあえず、メンバー全員で、お食事に行くことになりました。
数年前まで、我が社には、カーゴ便(貨物便)があり、アンカレッジに乗り入れていたため、コックピットクルーの中には、アンカレッジに詳しいものものも居たため、おすすめだという、ブリューワリーへ向かいました。そこには数種類のビールがあり、中でも、ベスト5を頂けるテイスティングセットがおすすめとのことで、10人中8人がそのテイスティングセットをオーダーしました。

・・・そして、一同ビックリ!!!
なんと、スモールグラスに入った・・・といっても、アメリカなので、そんなに小さなグラスでもないのですが、5種類のビールが、大きな板に乗せられてやってきました! それが8人分来たのですから、みるみるうちにテーブルがビールでいっぱいになりました。笑
店員さんも、これじゃお料理が運べないとばかりに笑う一方で、お疲れさまビール5種類を次々に飲み干す私たち。その後も、間髪入れずにワインを頼み、数本のワインをペース良く空けていくのですが、そこで終わらないのが私たち!
その後、ある居酒屋さんにみんなで行ったのですが、そちらには、ビールと日本酒しか置いてないとのこと。ワインを欲したのですが、無いものは仕方なく、結局、熱燗を嗜むことになりました。嗜む・・・そんな言葉がしっくりくる飲み方をしていたかは・・・さておき・・・笑 21時半の閉店を迎えるまで、みんなで楽しみました。
・・・と、またしても、ここでも終わらないのが、私たち!!
このあとはどうしようか、と、近くのコンビニエンスストアへ。ここで、やっと、ワインに出会えたのです!笑
そして、そのワインたちが安いこと! アラスカに売られるワインたちは、カリフォルニア州のものが主だったのですが、なぜか、本土よりも2割くらい安く購入することができました。ただ、酒類購入時は、とても厳しく、支払いをするもののみならず、グループ全員が有効のIDを持参していないと売ってくれないのです。その日、1人がパスポートのコピーを提示したところ、実物でないとダメだと言われ、さらには、そのID到着まで、他の人も購入をストップさせられたのです。法律なので仕方ないのかもしれませんが、どう見ても、明らかに成人なのに、ID提示を強いられることに疑問を持ちつつも、これも、ワインのためと思い、無事清算したのでした。

それから、まるで、学生のようにお部屋飲みを始め・・・1本、2本と空けて行くのです。しかも、グラスが無かったため、プラスチックのカップで・・・。時間が経つにつれ、睡魔にやられていくメンバーたち。最終的には、未明まで、私ともう1人が飲み続け、カップが空いたところでお開きになりました。