第23回
中国産のワインってどう???
2014.11.04 [蓮實 真知]
通常、中国にステイとなると、深夜着、現地早朝発というステイとは決して呼べない滞在なのですが、先日の北京ステイは、お昼過ぎに到着し、翌日のお昼過ぎに出発するという、24時間強の滞在時間があったパターンがありました。人によっては、到着後に、万里の長城に行く人も居るんだとか・・・。わざわざ旅行では行かないだろう中国なので、こんな時でもないと、万里の長城も行く機会が無いとも思いましたが、寝不足も手伝って、今回はパス。
現地のスタッフに知り合いがおり、夕食をご一緒する約束をしていたので、そのお時間までは、仮眠して過ごすことにしました。
いざ、タクシーで、出発すると、帰宅ラッシュの時間だったからか、環状線は、車、車、車・・・。
中国って・・・いや、北京て、学生の時の教科書で見る限り、自転車、自転車、自転車・・・のはずのイメージなのに、実際は、どこの国とも変わらない風景。笑
それって、高校生の時、イギリスに居た時に、「日本人てサムライばかりなんでしょ?」と友人たちから聞かれたような勝手なイメージと一緒だったのかも・・・。笑 すみません、蛇足でした。とにかく車がたくさんですごかったのです。
タクシーで渋滞の中、走ること、40分。日本大使館などがあるエリアに到着! 連れて行って頂いたのは、「義和雅苑」という北京ダックで有名というお店。中国で、お食事に出たことがあまり無いため、若干の違和感を感じるも、店内は清潔で、キレイなところでした。
ドリンクのメニューを渡され、選んで、と言われましたが、驚いたことに、中国語しか書いてないんです。いつかの遠くの記憶で、学生の頃、第二外国語で習った北京語を思い出すも、さすがに、飲み物のメニューには、苦戦。ジュースはわかるものの、ワインに至っては、全くもって理解不可能でした。せめて、国名や、ワイン名だけでも英語表記があれば・・・。といっても、有名どころは、全く置いておらず、お手頃ワイン中心で、見たことの無いエチケットのお写真ばかり。そんな中、ワインリストの最初のページに、ど〜んと紹介されていたのが、中国粮油食品有限公司が所有する「GREAT WALL」(万里の長城)ブランドで造られたワインたち。ま、要は、「中国」でつくられたワインということです。厳密には、北京のお隣の「河北省」だそうです。そして、さらに驚いたのは、この万里の長城ブランドのワインは6段階くらいあったのですが、他の国の、どのワインよりも高価だったことです! ですが、せっかくの北京なのだから、と、このワインを頂くことになったのです!!
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