吉方位に体をまっすぐ向けて座る

いつもでもどこでも方位を意識するのは難しいですが、毎日の生活の中で長く過ごすポジションの方位はチェックしてみる価値があります。

・仕事をする時に長時間向いている方向は吉方位ですか?
・食事をする時はどうですか?
・女性なら、お化粧をするときの鏡に向かう方位は?

といった具合です。

ところで、前回のコラム(壁を背にしてデスクに座った方が良いという話)はすでにお読みいただいたと思うのですが、では吉方位と壁を背にするのとではどちらを優先したら良いでしょうか?
答えは、壁です。物理的な条件による風水の影響を考慮した上で、吉方位を意識してこそ効果が得られます。
せっかく吉方位を向いていても、他の風水の悪影響を受けてしまっては元も子もありません。第三回のコラムでもお話した通り、殺気を受ける環境についても同じです。

職場では席替えなんてそう簡単にはできませんが、以下の図のようにパソコンのディスプレイや電話の置き方を変えれば、体の向きが多少変わります。工夫してみてください。

吉方位に頭を向けて眠る

寝る時の吉方位は、頭の向く方向をあらわします。一日の中で最も長時間同じ方向を向いているのが眠る時ですので、なるべく頭が吉方位を向くようにベッドを置くと人生が違ってきます。すばらしい幸運のエネルギーが頭の先から流れてくるのです。
しかし、前述と同じく、ベッドの方向を決める際には、以下のことも考慮し、こちらを優先させてください。

1.梁(はり)の真下で眠らない。
2.突き出した角の下で眠らない。

この2つは、第三回のコラムにある通り、殺気を受けるパターンです。
また、寝る時も、デスクと同じ考え方で、頭が窓やドアでなく壁についているのが風水の良い基本的な寝方であるということを知っておいてください。

職場では、交渉、プレゼン、スピーチの際に向く方位の吉凶は、成果を大きく左右します。
またデスクワークにおいては、座り方、つまりいすと机の位置と向きに焦点を当てることだけで、運勢を改善することが可能です。
私は出会う人全員に、自分の吉方位を覚え、常にコンパスを持ち歩くよう勧めています。そうすることで、4つの吉方位いずれかに向いて座ることができるからです。

吉方位を意識すれば、大切なデートでの食事の際やロマンチックな場でも、すばらしい雰囲気が作り出せます。試験や勉強の時にも競争に勝つ力が与えられます。面接や重要な会議でも成功のチャンスが生まれます。
難しいことは抜きにして、まずはお試しあれ。

注意:毎年「この方位に長時間向くと危険」という方位があります。2012年は南東です。なので、南東が吉方位という方も、今年は避けてください。

参考:クアナンバー自動計算機
http://www.wofs.jp/kua_number_calc