たくさんお金を稼いだら、誰と一緒に使いますか?
おいしいお料理は、誰と一緒に食べに行きますか?
人生は、誰と共に時間を過ごすかで左右されます。幸せを共有するパートナーの存在が、人生を輝かせます。

「結婚」については、風水が長い時間をかけて発展してきた過程の中で、健康や仕事と同じく重要視されてきました。
今、先進各国では結婚しない男女が増えています。私たちの住む日本でも「婚活」はひとつのキーワードとして定着しつつあります。
理由はいろいろと考えられますし、社会的なシステムに問題があるのかもしれません。
が、もしかしたら風水に問題があるのかもしれません。

ここでは風水の視点から、結婚運を高め、良いパートナーと充実した人生を送るためのエッセンスをお伝えします。

南西と北西が大事

八卦(はっけ)という風水の基礎となる考え方によると、南西は女性、妻、母と関連した方位で、北西が男性、父、家長と関連がある方位です。
家の中で、まずこの2つの方位にあたる場所が安定して、良い気が流れているかを確認するところからはじめます。

問題はトイレかもしれない

南西か北西にトイレのある家では、結婚に関する問題が発生しやすいという傾向があります。私は、求婚者がたくさんいるにもかかわらず結婚がなかなかできない人を何人も見てきました。
彼らの家のほとんどは南西か北西にトイレがあって、それが結婚のチャンスを失わせていました。
広くて複数トイレがある家なら、その場所のトイレは一切使わず、閉鎖することを勧めます。水を止め、物置として使うようにすれば、害はほとんどなくなります。
それができない場合は、南西のトイレには丸太のような木を置き、北西のトイレには赤色のトイレマットを敷いたり赤色の便座カバーをかけたりして、結婚運を悪くするエネルギーに対抗する工夫をすると、不運は軽減され、結婚の話が動き始めます。

方位のエネルギーを高める

リリアンの家にあるシャンデリア

もし結婚したいのになかなか縁がなかったり、恋人がいるのにプロポーズされなかったり、また家族に反対されて結婚できないといった問題があるのなら、南西にクリスタルを飾り、明るい照明器具で照らすと、南西のエネルギーがすばらしく高まり、結婚運が上がります。
南西がリビングや玄関なら、クリスタルのシャンデリアを飾ると、本当に最高です。
毎日3時間以上照明をつけると効果があります。
でも、欲張って、車のヘッドライトのような明るすぎる照明を使うと逆効果になります。風水はいつでも程よいバランスの上で実践することです。
北西には、丸いなめらかで天然の水晶玉を6つ置くとエネルギーが整います。

庭やベランダが南西にある場合は、いくつか大きなクリスタルを置いてください。
クリスタルの表面に赤いペンで2重の喜びを表す「囍」を書くか、赤いリボンでクリスタルを結ぶとさらに結婚運が高まります。