もう一つの有名な言い伝え、「赤い財布はお金にアカンベーされる」については聞きそびれたのですが、ともあれリリアンの話を聞いた私は、赤い財布が急に魅力的に見えてきたのです。

その後、注意して見てみると、確かに外国では女性が赤い財布を持っている確率が非常に高かったことに驚きました。
また、免税店で欧州の高級ブランドの財布を見ると、様々な色がある中で赤い財布がとても多いことも確認できました。シャネルはもちろん、プラダ、ルイヴィトンにも赤い財布が多く、私は赤い財布の威力を確信したのです。

2004年以降、私の運営するネットショップ「風水メガモール」でも赤い財布を売っていて、今までたくさんの方に使ってもらっており、幸い「お金が燃えた」とか「アカンベーされた」という話は聞きません。

ちなみに、赤い財布が金運を高めるという話は女性限定で、男性は違います。男性は性別的に「陽」なので、赤の財布では陽」が強くなりすぎ、バランスが悪くなってしまいます。ですから、水を象徴し、「陰」の色である黒の財布が男性には良いのです。
風水は、常に陰と陽のバランスを第一に考えます。

適度に買い換える

ところで、欧州の高級ブランドの財布となると10万円以上するものもざらで、長く使うことが前提となりそうです。時には一生モノと思われるものもあります。
長く使うことは、エコの精神にかなっているし、革製品の場合は時間の経過とともに味が出てきますから、良いような気もしますが、風水としては適度なサイクルで買い換えるべきだと明言します。

それは単純なことで、長期間利用すれば、それだけ手あかや汚れが付き、生地も痛むので、風水の観点としては「陰」のエネルギーが強くなり、財布そのものの元気が落ちていき、金運も下がると考えられるからです。
金運を上げるためには、できるだけいつも新しく、品質、デザイン、価格、そして風水のバランスが良い、きれいな財布を持つようにしましょう。