第3回
健康を左右する「殺気」
2011.10.04 [田中 道明]
同じ年齢なのに、若々しく健康的な人がいます。若いうちはそれほど差を感じることはなかったのに、年齢を重ねるにつれて、その差は歴然としてくると思いませんか?
その原因は何でしょう。「体質の違い」でしょうか?「生活習慣の違い」かもしれませんね。
では、「生活環境の違い」はどうでしょう。寝起きする場所や働く環境などによっても、健康や心理状態は左右されると思いませんか。
そこで今回は、生活環境の中にある「殺気」についてお話します。
「殺気を感じる」と言うと、「殺されるほどの悪意を他人から感じる」という意味でよく使われますが、風水学上の「殺気」とは、「非常に鋭く強い不運をもたらす悪い影響」を表し、英語でも「Killing Energy」と訳されるなど、世界共通で使われている用語です。
殺気の悪い影響は、健康や人生までを左右する可能性が極めて高いため、注意が必要です。
食事をする場所や寝る場所、くつろぐ場所や仕事をする場所など、長く過ごす場所が殺気を受けていないか、早速チェックしてみましょう。
天井の梁
梁の真下にある会議机
天井にある梁(はり)は、健康を害する殺気を発しています。
天井が平ら(梁が隠れている状態)であれば安全ですが、梁のある部屋で、梁の真下で寝たり座ったりするのは非常に危険です。
梁の真下に長時間いることは、頭痛や強度のストレスなどを引き起こし、ひどい場合は深刻な病につながることもあります。健康被害のみならず、人間関係が不和になるケースも多くあります。
しかし、梁はすぐに除去できませんから、シーツのような大きな布で覆うなど、梁を隠すようにしましょう。殺気の影響がかなり軽減できます。覆いができないときは、いすやベッドなどを移動し、梁の真下で過ごすことを避けます。
柱や壁のエッジ
突き出た柱の角のようにとがったエッジ(へり)も、殺気を発します。
座席や寝室などで直接的に殺気を受けている場合は、自ら移動するか、エッジの前に観葉植物を置くなど物理的に覆いましょう。しかし、エッジの前に置いた植物はやがてしぼみ、枯れてしまうかもしれません。その際は、また新たに植物を入れ替えてください。
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