リリアン・トゥーの伝道士、風水であなたの生活を変える!

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第4回
家と心のデトックス

「授業に集中しなさい。余計なことを考えてはダメ!」
学生の時、先生からこんな注意を受けませんでしたか。これは、「他のことを考える」→「先生の話を聞き漏らす」→「勉強についていけなくなる」からですよね。
とはいえ、大人になっても、一つのことに心を集中させるのは難しいものです。

「邪念」や「雑念」は容赦なく心に侵入してきます。記憶の引き出しから勝手に意識の中へ入り、集中を妨げます。それは、ストレスにもなります。
家の中も心の中と同じです。玄関や廊下、リビング、寝室を見渡してみてください。子どものおもちゃ、脱ぎっぱなしの服、新聞・雑誌・手紙などの紙類、雑貨などなど、散らかっていませんか?これらはすべて、ストレスの元となります。

また、ビジネスマンの机の上には、大抵書類が積みあがっています。あれもストレスの原因です。日ごろはあまり気にならないかもしれませんが、大事なことをがんばってやろうとすると、この書類の山が足を引っ張り、集中できなくなります。ストレスの原因は、その人自身が作り出しているのです。

「片付け」と「風水」を結びつけた本を、世界中でよく目にします。日本でも最近、「断捨離」という言葉がはやりましたね。
「片付け」は「風水」のメソッドではないのですが、風水を活用するための下地となるので、大事なことだと考えられています。
それに、片付けるということは、それだけで心のストレスを軽くします。この週末に早速トライできるように、ここでシステム化された「片付け術」を学び、あなたの運気を安定させてください。

「捨てる」をシステム化する

そもそも「ものを捨てる」ということは、なぜ難しいのでしょう?
それは、「必要」か「不要」かの判断を主観的に行なうからです。他人の家の片付けなら、客観的に「必要」「不要」の判断ができるので、数段簡単にできるはずです。
そこで、あらかじめ「とっておいた方がいいもの」と「すぐに処分すべきもの」の判断基準を決めておきましょう。

<1>とっておいた方がいいもの

生きていく上で必要なものや大切なものはもちろん、あなたに喜びを与えてくれるものや、思わず笑顔にしてくれるものなど、良いインスピレーションをもたらすものは、とっておきましょう。そういうものに囲まれていると、心も強くなります。良いエネルギーとあなたのエネルギーは共鳴し合うのです。

<2>すぐに処分すべきもの

怒りや悲しみ、痛み、後悔など、悪い出来事を連想させるものは、すぐに処分しましょう。また、見ていて疲れるものや、不快な印象を受けるものも処分しましょう。

人によってさまざまな価値基準があると思いますが、自分自身にとってどうなのかを冷静にこの2つの基準で判断し、<2>に該当したものは、さらに「捨てる」「人に譲る」「売る」のいずれかにあてはめましょう。

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