第4回
家と心のデトックス
2011.10.18 [田中 道明]
イメージング
気持ち良い空間をイメージ
まず、心のデトックスを行ないます。
幸運がもたらされるような、良質のエネルギーで満たされたような、美しく整とんされた空間を明確にイメージすると、やる気が湧いてきます。
計画表の作成
一日で家中すべて片付けるのではなく、「何日の何時からどの部屋をやる」というように計画を立て、ノートに書きましょう。
一日一区画程度ずつなど、無理のない範囲で進めていくことが成功のポイントです。
現地調査
とにかくシステム的に実行します。
それぞれの部屋にノートを持って入り、10分間で「捨てるもの」「捨てないもの」のリストを作成します。
リストができたら、どの部屋から片付けるかを決めます。
担当者の割り当て
子ども部屋は子どもが、寝室と納戸はお父さんが、台所とリビングはお母さんが、というように、部屋ごとに担当者を割り当てても良いでしょう。
片付けに手間取りそうな部屋があれば後回しにし、簡単に片付けられそうな部屋から割り当てて着手すると、最後までやり遂げられる可能性が高まります。
作業場
一部屋または一区画を「作業場」にしましょう。「作業場」には、修理予定のもの、人に譲るもの、売るものなどを一時的に保管します。この「作業場」があると、全体の進行がスムーズになります。
壁や床の補修
壁紙が破けていたり、床がはがれたりしていると、風水の良いエネルギーを妨げる原因になります。その場所は風水で大事な方位かもしれませんから、面倒でも修繕しましょう。
修繕は、見た目が良くなる以上の恩恵が生まれますので、多少お金をかけて業者に依頼してもよいくらいです。
捨てる時の注意
ゴミ袋は、大きくて丈夫なものを使いましょう。ゴミ袋が破けて中身が出てしまったりすると、新たなストレスが発生し、片付ける気が失われてしまいます。
また、捨てるかどうかの判断に迷い、それがストレスにならないようにもご注意ください。迷ったら、「次回検討するリスト」に入れて保管しておけばいいのです。
ちなみに、捨てることがうまくなると、物欲が減るといわれています。
光を取り入れる
私のオフィスの窓辺にあるカットクリスタル
片付けが終わったら、次は「光」を取り入れます。
電球を新しくするか、磨いてきれいにしましょう。そして窓を拭いて、外の光がきれいに家の中に入るようにします。
光は家の風水をダイナミックに変えます。窓辺の太陽があたるところにカットされたクリスタルを飾ると、家の中に虹が広がり、素晴らしい「陽」のエネルギーで満たされます。
風を入れる
最後に、窓をあけて風を入れます。家と心に新しい気が流れ込むのを感じてください。夜ではなく、日中の間にドアと窓を開放して、宇宙の気を家の中に取り入れるのです。
太陽と風は強力な自然エネルギーで、家の活力をチャージしてくれます。
さあ、これで空間も、心も、デトックスが完了しました。
これらを、ワンシーズンに一度など定期的に行なえるよう、あらかじめスケジュールを決めてしまいましょう。
足を引っ張るのは、古くて弱ったエネルギーです。いつも排除して、適正な状態を維持することで、あなたの持っている運気も風水の恩恵も、最大化されることでしょう。
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