ライターHの“デジモノ”放談

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第20回
大人がハマる「Facebook」の魅力とは?

今回の取り上げたいテーマは、「ソーシャルネットワーキングサービス」(SNS)だ。デジモノ(デジタル機器)とは無関係に思えるが、今後重要な存在になっていくと考えている。理由は、デジタル機器とSNSの連携だ。例えばテレビ。最近は「スマートTV」と呼ばれる、ネット機能が充実した大画面テレビが多数登場している。

スマートTVの特長は、テレビ放送を見ながら、SNSなどのオンラインサービスを利用できること。対応するサービスは、機器によって様々だが、SNSの代表格「Facebook」(フェイスブック)やミニブログサービス「Twitter」(ツイッター)は、核となるサービスとして対応が進んでいる。

そこで今回と次回、2回にわたってFacebookについて語ってみたい。初回となる今回は、Facebookの魅力、大人にこそFacebookが向く理由について紹介しよう。

ソニーが5月25日から発売する、液晶テレビ「BRAVIA」(*)の新シリーズ「HX850」。約170種類のネット機能を集めた「Sony Entertainment Network」機能を用意している

筆者がSNS、中でもFacebookに注目する理由は、圧倒的な利用者数にある。Facebookの利用者数は、全世界で8億人を超え、9億人に迫る勢いを見せている。日本国内の利用者数も、1000万人を超えたと公式にアナウンスされた。

「でも、Facebookをやっている人は、若い人ばかりなんでしょう?」と思われる人も多いだろう。だが、国内の利用者に限ると、Facebookを一番利用しているのは40歳代という調査報告もある。つまりFacebookは、大人が主体となった新しいコミュニティーともいえるのだ。

全世界で約9億人が利用している「Facebook」(*)。13歳以上であれば、誰でも無料で利用できる

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