第20回
大人がハマる「Facebook」の魅力とは?
2012.04.17 [原 如宏]
実名登録のFacebookを安全に使うコツ
Facebookの魅力を分かってもらえたと思う。ぜひやってみたい! そう思われた方に、一つだけ注意して欲しいことがある。それは「プライバシー設定」。Facebookでは、ユーザー登録する際に氏名、年齢、性別といった基本的な情報から、住所、電話番号やメールアドレス、出身の大学や高校歴、勤め先の会社名や信仰している宗教など、事細かく聞かれる。こうした登録情報を元に、知り合いを結びつけるためだ。
しかしFacebookの初期設定では、電話番号やメールアドレスなどが誰でも自由に見られる状態になっていることがあるのだ。知らない人に自宅や携帯電話の電話番号を公開するのは避けなければならない。そのほかの個人情報も、「友達」か「友達の友達」であれば閲覧可能になる。どんなに親しい友人であっても、公開したくない情報はある。こうした情報は、最初から登録しない(空白のままにする)か、プライバシー設定を「自分のみ」と、公開範囲を限定する必要がある。
個人情報の取り扱い方さえマスターすれば、Facebookは実に便利なツールだ。友達を一人登録すれば、そのつながりで知り合いが次々に見つかる。この人も、あの人も……といった具合に見つかっていく。この面白さは、実名登録が原則のFacebookならでは。
大震災以降、“人と人の絆”が意識されるようになった。FacebookのようなSNSは、交友関係の絆を深めるツールとして、重要になっていくはずだ。まずはFacebookに自分のページを持つことから初めてみてはいかがだろうか。
なお次回は、より実践的なFacebookの楽しみ方として、Facebookを情報ツールとして利用する方法などを紹介する。
Facebookでは、様々な情報を登録するように求められる。全てに応える必要はない。あくまで任意だ。実名で登録し、友人や知り合いに教えれば、そこからだんだんと仲間が見つかっていく。特に注意したいのは、メールアドレスや電話番号などの登録範囲。「公開」という設定だと、全てのユーザーに登録したメールアドレスや電話番号を知られてしまう。せめて「友達」に変更しておきたい
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