ライターHの“デジモノ”放談

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第11回
レンズ性能にこだわる「LUMIX DMC-LX5」はプチ改造して使え!

他社製レンズキャップをプチ改造して装着

明るいレンズのほかに、LX5を購入しようと思った理由がある。それは見た目と、使い勝手もよくする、“改造”を施してみたいと思ったからだ。

LX5の本体を見てもらうと分かるが、本体からレンズ部が飛び出している。カメラらしいデザインなのが、レンズが全て格納できるコンデジと比べると持ち運びしづらい。またレンズを格納できないため、レンズの前面にはレンズキャップを装着して保護する必要もある。

実は、この標準レンズキャップが問題だった。レンズキャップを外さないとレンズ部が駆動できず、撮影可能な状態にならない。もしレンズキャップを取り外さずに電源を入れると、液晶画面上に「レンズキャップを外してください」というエラーが表示される。

LX5は、この標準レンズキャップのせいで、パッと写真を撮るのが難しいデジカメとなっている。だが、世の中には不満を解決しようと知恵を絞るユーザーが多数いる。そうしたコアユーザーたちの間で、なかば常套手段となったのが、レンズキャップの改造だった。

利用するのは、リコーから発売されている自動開閉式レンズキャップの「LC-02」(実売価格:1510円)。同社のデジカメ「リコー GXR」向けのアクセサリーで、レンズの動きに応じ、キャップ部が外向きに開くような仕組みになっている。

リコーから発売されている自動開閉式キャップ「LC-02」。LX5では、「LC-01」というタイプも利用できる

標準のキャップの代わりに、加工したLC-02を取り付けた

レンズの動きに応じて、レンズキャップが開閉する。撮影の前後に、レンズキャップを着脱する必要がない

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