第13回
エコ&スムーズ! “ストレスフリー”の無線マウス「ロジクール ワイヤレスマウス M525」
2011.12.06 [原 如宏]
3年間電池交換不要のスタミナ無線マウス
まずマウス選びの基本から話していこう。マウスは「有線」と「無線」という2つの種類がある。有線マウスは、最近までパソコン付属のマウスとして主流だったため、今でも使っている人が多い。
対する無線マウスは、市販マウスの主流タイプとなる。無線LANルーターと同じようにケーブルレスでパソコンとつながり、カーソルを操作できる。ケーブルによってマウスの動きを制約されないのが、無線マウスのメリットだ。パソコンとの接続には、マウス付属の無線レシーバーを利用する。最新機種は、マイクロレシーバーという小型のタイプが主流となり、挿しっぱなしでも邪魔にならない。
M525とパソコンの接続には、製品付属の超小型マイクロレシーバー「Unifying(ユニファイング)レシーバー」を使う。パソコンのUSB端子に装着しても、数ミリしかはみ出さない。このUnifyingレシーバー1つで、ロジクールの無線マウス、無線キーボード製品を最大6台まで接続できる
給電方式も有線マウスと無線マウスでは違う。有線マウスはUSBケーブル経由で給電するため、パソコンに接続すれば使える。一方の無線マウスは本体内に乾電池(充電池)を入れて使うのが主流となる。ロジクールの M525も、本体内に単三形乾電池2本を入れることで駆動する。
実は、この電池式というのが、無線マウスの弱点といわれてきた。パソコンを使おうと思ったら電池が切れていたり、電池の残量が減ると反応が悪くなってしまうためだ。特に以前の無線マウスは電池寿命が短く、すぐに使えなくなってしまうというイメージがあった。
だがM525は、従来の不満点を払拭している。電池寿命は3年間と、数多い無線マウスの中でもトップクラス。パソコンを買い替える期間は5~6年といわれているので、その間に乾電池を交換するのは2回あるかどうかだ。ほとんど電池切れを心配せずに使い続けられる。
M525のフタを開け、単三形乾電池を2本セットする。これで一般的な使用なら3年間、電池交換せずに使い続けられる。またフタを開けた本体内部に、Unifyingレシーバーの収納スペースを用意するなど、細部にも気を配っている。移動や、ロジクール製の無線マウスを買い増したとき、Unifyingレシーバーを本体収納しておけば紛失する心配は無くなる
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