第5回
2011年がマンション購入のチャンスのワケ
2011.06.21 [斉藤 ヒジリ]
しかし、近年、国などの財産処分や企業の社宅の売却が進み、マンションとして好立地の土地が、放出されてきています。不動産会社は、大手を中心に、数年前からこうした土地を仕入れ、今年は本格的な需要回復と見込んでマンションを販売し始めました。このことにより、これまでなかなかお目にかかれなかったような、好立地のマンションが供給され始めているのです。
したがって、これまでは再開発のような、大きなプロジェクトでしか環境の良いマンションにお目にかかれなかったのですが、今年は中小規模のマンションでも良い立地のものが増えてきています。2011年はロケーションの良いマンションを買うには絶好の機会だと思います。
東日本大震災により、マンションの安全性についてはみなさんも非常に気にされることだと思います。これからのマンションのキーワードは「安全性」となることでしょう。今年からトレンドが全く変わる可能性があります。その意味でも、マンションの「立地」は重要な要素となるでしょう。
地震や災害に強いマンションを考える際、建物だけでなく、立地についても是非こだわっていただきたいと思います。高台の好立地のマンションは環境が良いだけでなく、地盤も堅固で災害に強いと言えます。こうした観点からマンションを見極める際は立地にこだわり、地震だけでなく、洪水、火災など、さまざまな災害についても、各行政機関が発表しているハザードマップを参考にしながら選んでみてください。
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