第6回
日本のマンションは強かった
2011.07.05 [斉藤 ヒジリ]
《原発事故の余波》
震災の影響では、原発事故を忘れることはできません。この事故は、私たちの生活に大きな影を落としています。最近、「ホットスポット」と呼ばれる「放射線量」が局地的に高いエリアが、福島から離れた首都圏の一部の地区(柏市・松戸市・我孫子市・流山市・三郷市など)で見られます。小さなお子さんがいらっしゃる方は気が気ではないでしょう。この原因はまだ不明とのことですが、こうした状況は、私たちの生活に今後も影響を及ぼしてくることは間違いなさそうです。このこともマンション選びの条件の一つとなってくるでしょう。
原発事故が、早期安定的に収束しなければ、今後も放射線量が増える可能性もあります。放射線の人体への影響は不確定な点が多いため、冷静な対応が必要ですが、将来的に、放射線量でマンション選びをしなければいけない状況がくるかもしれません。私たちは知識を身につけ、自ら防衛できる体制を整える必要があります。
参考
■独立行政法人 放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/index.shtml
■財団法人 放射線影響協会
http://www.rea.or.jp/
■放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング
http://www.geocities.jp/environmental_radiation/
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