フロム・ナウ的失敗しないマンション選び

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第33回
インフレの本質とマンションへの影響

実際、私の仕事を通して見ても、個人の不動産投資意欲はかつてないほど活発で、利回りも気にせずガンガン投資用マンションを買っている人も少なくありません。
この個人投資をする方々は皆、それなりの資産を持った、いわゆる富裕層です。
お金持ちにとっての第一命題は、私たち庶民とは違い、お金を増やすことではありません。お金を減らさないことが第一なのです。
簡単に言えば、これからインフレになるなら「とりあえず不動産を買っとけ」といった具合です。
これが今の経済再生の着火点となるのか、注目しているところです。

ともかく有望な物件を積極的に買おうとする消費者のマインドシフトが今のマンション業界で起きている、これが今の流れの本質だと考えます。
ですから、一部は消費税アップによる駆け込みも含まれますが、今年後半~来年にかけて順調にマンション販売の好調が維持されれば、本格的な経済再生の源流になると私は感じています。
さらに海外マネーが今、割安で安定的な日本の株や不動産に大きく流れている様子も見てとれます。
個人的な意見ですが、不動産が上がる条件としては今まさに整いつつあると感じています。

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