第1回
平岡さなえから見た現代の住まい
2011.04.12 [平岡 さなえ]
日本人は、国土が狭いため、たくさんの物を抱えて暮らすほどの大きな家に住むことができません。一方で、日本には四季があり、お祭りごとの好きな日本人は、それぞれの季節の物をたくさん持っています。お正月から始まり、お雛様、兜、鯉のぼり、最近ではハロウィンやクリスマスの飾り物、など、年に1回しか使用しない物ばかりです。
もったいない精神から、一度買った物はなかなか手放すこともできません。
ですが、このような生活を送っているようでは、いつまで経っても片付きません。
年を重ねていくと体は言うことを聞かなくなるので、元気なうちにこの「片付け」という大きな問題と向き合ってみてはいかがでしょうか。
大きな問題と言っても、頭と心を整理し、物との付き合い方を変えるだけであなたの住まいは綺麗になり、問題は解決するはずです。
コラムの回を重ねるごとにきっとみなさんの心に大きく響いてくるのではないかと思っています。
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